見守る

あしまる

4歳から6歳の子どもたちが同じ空間にいるといろんなことが起きます。
あしまるのキッズクラスが一番なんやかんや起こってます。

この日は、ブツブツ(突起)がある方がいい!派とない方がいい!派
に分かれてしまいました。
??なんのことでしょう(笑)

ブツブツとはレッスン中に使用しているバランスを鍛えるクッションのようなものなのですが
表面はブツブツがいっぱい付いていて裸足で踏むと痛ーいと感じる人も。
裏面は何もついていないツルツル面。

刺激大好きっ子がブツブツがいいとこだわりひっくり返す、
痛いのが苦手な子はブツブツはいやだ!勝手にひっくり返さないで!!
と揉めたわけですね。

何度も何度も同じところを通るたびにひっくり返したり、戻したり、怒ったりするわけです。

ちょっと面白くてついついマスクの下ではにやけながら
ブツブツとツルツルの攻防を見守っていました。

お母さんも痺れを切らして声をかけ始めたので、そろそろなんとかしなくては。
で、最初はブツブツとツルツルを平等にする。(複数あったので)
好きな方を踏めばいいように提案しました。
ツルツル派はそれで納得いきましたが、ブツブツ派は最初は受け入れましたがやっぱり納得がいかない!と訴えてきました。

そこで、私がずっと、ブツブツ派がそこを通るときだけクッションをひっくり返すことにしました。

そしたらみんなとーっても嬉しそうにしています。
私はひたすらひっくり返してました。たまに忘れてしまうのですが、
子供は待ってるんです。文句も言わずにひっくり返されるのを。
私がもたつくのも楽しいみたいです。
もう、その工程が楽しくなってきちゃったようです。
そうやって、なんとかみんなで楽しくレッスンができたのですが、
最後まで揉めていたツルツル派くんが、終わり頃に一言。
「ブツブツも良くなってきた」って!
こだわりさんが、少し変化を受け入れられた瞬間だったのかもしれません。

自分の言い分だけを強く訴え、相手の気持ちを考えるのは苦手な年齢の子です。
もしかしたら、幼稚園や学校では我慢する場面たくさんあるのかもしれません。

そう思うと、あしまる くらいはみんなが楽しくできる場所でありたいなぁ。と思うわけです。

少人数生だからこそできることかもしれませんが、
できるだけギリギリまで見守ってあげたいなって思っています。

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